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- マスミのこだわり
こだわった加工。ひとつ一つ丁寧に仕上げています。その一部をご紹介します。
自由なアルミサイズ設計が可能!
当社では0.3m/mエンボス巻きアルミ(コイル)を所有。4mでも5mでもアルミ板の加工が出来ることから幅広いニーズにお応えできます。
用途に合った主体版が作れます
プレス機の圧着で表面カラーや芯材強度等
用途に合った主体板を作ることが可能です。
エンボスアルミ0.3m/mの強度を高めるのはベニヤの厚みです。求められる強度が高い場合は、アルミ板(1.2m/m〜2m/m)を使用します。圧着加工で表面カラーもこだわることができます。
見えない「補強」こそがアルミケース全体の品質を向上させる
本来アルミが持つ素材の特徴だけでは強度は補えません。その為アルミ板とベニヤ板の厚み選びに加え、補強パーツが要となります。当社はこのオリジナル補強パーツを数多く取り揃え常備しております。
細部にわたり補強を施していますが、製品化した状態では見えない部分も多数あります。私たち職人は見えない細部にまで自信をもって作っています。
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依頼の多い修理箇所は、キャスターです。タイヤは交換できるのは勿論、本体と中身の重さに耐えられるキャスター補強は必須です。ケースサイズで補強パーツも変えて本体を守ります。 -
負荷の多い箇所は、ハンドルです。丈夫なリベットを使い留めますが、更に荷重に耐えられる様に大きめの裏座を用いています。仮に傷んで修理に出しても修繕可能
に出来る最善の補強です。 -
アルミケースのサイズや主体板の厚みを考慮し、蓋をする際のズレや変形をしない合口サッシを選びます。 -
アルミケースの形状強度を保つリベットの本数が多く、種類も豊富に取り揃えています。収容物の保護の為、突起の大きいリベットは極力使用しません。内装の仕上がりにも配慮しています。
『縫製部』と『木工部』どちらも備えているので、内装仕様も精密に仕上がります。
アルミケースのご依頼でも多い内装仕様。100年鞄生産をしている当社の『縫製部』が複雑なポケット、ベルトやマジックテープ加工を可能にしています。収納物はウレタンカット、ウレタン抜き加工、ウレタンルーター加工等でしっかりと固定することも出来ます。精密機器などには必須の加工技術です。
【ウレタン加工・内装加工】実例はこちら
【特注縫製品】の実例はこちら
『木工部』の重要性
当社は『木工部』を持ち続け、木工加工を外注に出すのではなく職人たちが根本的な原型から鞄を含めアルミケースも形作る技術を継承してきています。自ら手懸けることで品質・強度などを覚えながら更に改良し続けています。